キーボードテストの使い方と結果の見方
キーボードテストは、ブラウザのKeyboardEventを使い、どの物理キーが押されたかと、キーを離した直後に短い再入力があったかを確認するテストです。入力された文字は保存せず、キーの位置を表すコードだけを使います。確認したキーは配列図で色が変わり、配列図の外にあるキーは「配列図以外のキー」の欄に並びます。配列図は、標準的なキー配置を簡略化した表示です。
判定の対象は、キーを離してから80ms未満で同じキーが押し直された回数です。長押しによる自動の繰り返し入力は除外します。特定のキーが反応しない、短く押したのに同じ入力が続くといった症状の切り分けに使えます。キーボードテストには比較パネルがなく、集計はリセットするかページを再読み込みするまで続きます。画面の「確認したキー」は判定に使う種類の数を、「異常な再入力」は短時間の再入力の回数を示します。
判定は、異なるキーを10種類以上確認してから行われます。判定の数字は、確認したキーの種類数と、短い再入力の回数の2つで出ます。10種類未満の間は測定中の表示になるため、確認したいキーを順番に押して、種類の数を増やしてください。短い再入力は1〜2回で「注意」、3回以上で「問題あり」になります。確認するキーは、文字キーだけでなく、修飾キーや矢印キーも含めて選ぶと結果が偏りません。
正しく測るための手順
- テストエリアを一度クリックして、キーボードの入力先をテストエリアに移します。テストエリアを選んでいない間は、キーを押しても測定には入りません。テストエリアの外で押したキーは、この測定には含まれません。
- 文字キー、Enter、Space、矢印キーの順に、1回ずつ短く押して離します。押したキーは配列図で色が変わり、確認済みの数が増えていきます。同じキーを押し直すときは、毎回指を離してから押します。
- 左右のShiftやCtrlなど、同じ名前のキーは左右をそれぞれ押して、どちらのキーが届くかを確認します。左右で反応が違う場合は、そのキーを別の項目として書き留めます。配列図では、Shiftは左右の位置に分かれて表示されます。右Ctrlなど配列図にないキーは、追加キーの欄に表示されます。
- 反応しないキーは、隣のキーを挟んで押し、同じ場所だけで反応しないかを見ます。複数の隣接キーが反応しない場合は、キーボードの接続や状態も確認してください。反応しないキーの位置は、配列図の同じ場所に色が付くかで確かめます。
- 連続入力を調べるときは長押しせず、毎回指を離して押します。テスト中はTabキーも測定の対象になり、Escキーは押した時点で確認済みに含まれ、そのあとテストエリアから離れられます。
よくある質問
日本語配列でも使えますか?
使えます。画面のキーは、ブラウザが受け取った物理キーの位置(KeyboardEvent.code)に基づいて配置しています。日本語配列と英語配列では印字が違うことがありますが、同じ位置のキーは同じ名前で表示されます。印字と表示が合わないキーがあれば、その位置を控えて、別の配列のキーボードと比べてください。英語配列のキーボードでも、確認したキーは同じ手順で数えられます。
FnキーやOS予約キーが表示されないのはなぜですか?
ブラウザが受け取れないキーは、テスト画面に表示されません。Fnキーや音量キーなどは、OSやキーボード側で処理されてブラウザへ届かない場合があります。届いたキーは、配列図の外にある「配列図以外のキー」に表示されます。押下中のキーは、同じ欄で「押下中」と区別して示されます。
テスト中にTabや矢印キーを押しても、ページが動かないのはなぜですか?
テストエリアを選択している間は、Tab、矢印、Spaceの既定の動きを止めて、キーがテストに届くようにしています。Escキーを押すとテストエリアから離れ、通常のTab操作に戻れます。テストエリアの外では、通常のキー操作がそのまま働きます。テストエリアに戻すには、テスト枠を再度クリックします。Escキーを押したときは、そのキーも確認したキーとして数えられています。