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Diagnosis policy

診断基準と免責事項

判定を過信せず再現性を確認できるよう、TryTestの診断の考え方と初期基準を公開します。

3段階の意味

  • 正常:必要な測定が完了し、現在の基準を超える異常候補が確認されなかった状態
  • 注意:有効な測定で少数の異常候補、または軽度の基準超過がある状態
  • 問題あり:今回の測定で複数回の異常候補、または大きな基準超過が検出された状態。故障の確定ではありません

現在の主な初期基準

表示方針の改訂:2026年10月3日。未測定・測定中・判定保留・未接続・未対応・測定中断は異常等級から分離します。クリックが速すぎる場合も判定を保留します。観察値は表示しますが、機器の正常・故障を確定しません。以下の初期しきい値そのものは変更していません。

  • マウスの基本操作:左・右クリック、移動、ホイールを確認します。80ms未満の同じボタンの連続入力が1回なら注意、2回以上なら問題候補。中央ボタンは別項目として表示し、正常判定の必須条件には含めません
  • クリック:30回の測定完了後、80ms未満の連続入力が1回なら注意、2回以上なら問題候補。ただし150ms未満の入力間隔が全体の20%以上ある測定は、速すぎる操作として再測定
  • キーボード:10個以上のキーを確認後、同じキーを離してから80ms未満で再入力された記録が1回なら注意、3回以上なら問題候補。長押しによる通常のキーリピートは除外
  • スティックドリフト:3秒間に60件以上取得した入力の95パーセンタイルが5%以上なら注意、12%以上なら問題候補。タブを切り替えた測定は中止
  • デッドゾーン補助テスト:4方向の検出開始時の軸出力の最大値が8%以上なら注意、18%以上なら問題候補。検出しきい値は2.5%または開始時の中心入力+1.5%の大きい方です。物理的な無反応範囲やゲーム内の設定値ではなく、操作速度や入力更新間隔にも影響されます

マイク・スピーカー・カメラの判定

権限待ち、権限拒否、未操作、中止は未測定・未確認として扱い、機器の故障と判定しません。各ページに測定手順と限界を掲載しています。

  • マイク:5秒間、50msごとに波形を取得します。80フレーム未満は未測定。正常の目安にはRMSが0.01以上のフレームが全体の10%以上必要です。最大RMSが0.001未満なら入力ほぼなし、0.01未満なら小さめ。絶対値0.99以上のピークを含むフレームが5%以上なら入力過大の可能性を案内します。音圧や音質の検査ではなく初期目安です。
  • スピーカー:左・右・両方の再生後に回答した聞こえ方で判定します。3つの再生と回答がそろうまでは未確認です。完了後、3つの肯定回答で正常、1つでも否定回答があれば注意です。実際の音は自動測定しません。
  • カメラ:映像を受信して表示した後、映像が正常に見えるとの回答で正常とします。解像度は受信映像の値で、画質や最大性能の判定ではありません。

ミニゲームと基本テストの違い

各テストには任意で遊べるミニゲームを2つずつ用意しています。ゲームの得点や「上位1%・5%・10%相当」は独自の初期目標による仮想区分で、利用者の実測順位ではありません。端末の遅延、環境、操作への慣れにも影響され、故障・身体能力・聴力などの判定には使いません。ゲームの結果は基本テストの診断から切り離しています。各ゲームの「遊び方・採点と限界」で条件を確認してください。

再測定を推奨する理由

高速な連打、測定中の接触、Bluetooth通信の一時的な遅延でも数値が変わります。同じ条件で2〜3回測定し、別のブラウザや端末でも再現するか確認してください。

同じ条件で比較する手順

  1. まず普段の症状を記録します。「1回押したのに2回反応する」「触っていないのに動く」など、表示された判定と実際の症状を分けてください。
  2. 同じ機器・接続方法・ブラウザで測定を2〜3回繰り返します。ほかのテストを同時に動かさず、測定中はページを表示したままにします。クリックは連打せず、スティックドリフトは測定中にスティックに触らず、マイクは同じ距離と入力音量で話します。
  3. 次に条件を1つだけ変えます。別のUSBポート、別のブラウザ、別の端末の順に確認し、可能なら同じ端末で別の機器も比べます。Bluetoothから有線へ変えた場合は、接続方法も結果と一緒に記録します。
  4. 特定のブラウザだけで再現する場合はブラウザ・設定の影響を、複数の端末で同じ機器だけに再現する場合は機器側の問題候補を考えます。どちらも故障の確定ではありません。保証や交換の判断はメーカーの公式サポートへ相談してください。

結果と一緒に残す情報

テスト名、日時、OS・ブラウザのバージョン、機器のモデル、接続方法、測定回数、各回の判定と表示された数値、変更した条件、実際の症状をメモしてください。TryTestは公開テストの結果を保存しないため、必要な記録は利用者自身で残してください。お問い合わせにシリアル番号や個人情報を含める必要はありません。

比較結果の読み方

初回だけ「注意」で後の測定に再現しない場合と、同じ条件で毎回同じ異常候補が出る場合では、次に確認すべき内容が異なります。前者は操作速度や一時的な遅延を確認して再測定し、後者は条件を1つずつ変えて切り分けます。「正常」でも測定した操作以外の不具合や、特定のゲーム内だけで起きる症状を否定できません。

この手順は利用者が自分の環境で比較するための案内であり、TryTestが実機で検証済みの測定結果や修理実績を示すものではありません。

基準の更新

現在の値は実機校正が完了していない初期基準です。症状のない正常品10台と、症状を確認済みの機器5台が集まるまでは、候補値を算出しません。同じ機器の反復測定は中央値にまとめて1台として扱います。候補値は感度と特異度を比較するための参考情報であり、自動では適用しません。